2020年7月16日 エフオン所長会議 内容公開

 燃料サンプル不正の内部通報についての調査委員会設立が決められた取締役会の前日2020年7月16日に行われたエフオン所長会議の内容を公開します。ここで社長の島﨑がでっちあげている内部告発者に対する横領疑惑は事実無根の濡れ衣です。公益通報者保護法が全く無視されているどころか、内部告発者に対する名誉を著しく踏みにじる内容が滔々と幹部と共に語られています。

 

 エフオンの売り上げの90%以上は、広く一般消費者に負担をしてもらい成り立っている再生エネルギー賦課金を原資としています。公共の利益の観点からエフオンの行った不正を、勇気をもって告発した一社員に対して、エフオン幹部の間では、このような謀議が行われていました。そして歪んだ情報操作のもと、エフオンが不正の事実を否定している根拠となる調査委員会の調査が行われていたのです。

 

 島﨑社長はもとより、この場に参加した取締役、及び幹部社員はこのような卑劣な行為を深く恥じ、まずは内部告発者に会って深く謝罪しなさい。この会議は一年以上前に行われたものです。島﨑の虚言に踊らされて横領調査を行った役員や幹部社員、パワハラの事実を吹聴しながら、横領もパワハラも何の社内処分も内部告発者に出ていない事実。この事実の前に、会議に参加していたメンバーは何の声も上げられないほど、自ら考えて動くことができない人たちなのです。そのようなメンバーがこの会社の経営を担っていること、このようなレッテル張りが当たり前のように行われている会社だということ、そういうことをおかしいと思うどころか島﨑に同調するような社員が重用される会社だということを、社員の皆さんにはぜひ知って頂ければと思います。

 

 ただ、一名、この会議に参加して録音データを共有してくれたメンバーがいます。その発電所の社員の皆さん、ぜひ彼を全力で守ってあげてください。彼のようなひとが、今後のエフオングループには絶対に必要です。彼を誇りに思い、今後彼の立場が不利益にならないよう、見守ってあげる義務が私たちにはあると強く思います。

 

 2020年7月16日所長会議の録音データは、取締役(候補含む)、執行役員以外の個人名保護の観点から、部分抜粋での公開となります。2020年6月10日予算会議での島﨑社長による不正操作指示の録音データと合わせ、以下のサイトからダウンロードが可能です。

 

2020/6/10 予算会議(島﨑社長による不正指示)

https://xgf.nu/BKXv

 

2020/7/16 所長会議①(不正指示をしたことはない)

https://xgf.nu/jici

 

2020/7/16 所長会議②(不正の正当化・保身のため横領疑惑のでっちあげ)

https://xgf.nu/3PQQ

 

2020/7/16 所長会議③(横領の証拠はあると虚言)

https://xgf.nu/lh8x

 

2020/7/16 所長会議④(1億円横領と虚言)

https://xgf.nu/WuDc

 

2020/7/16 所長会議⑤(ヘルプライン使って誰かわかったら辞めるだろ)

https://xgf.nu/tPur

 

2020/7/16 所長会議⑥(今言ったことは死んでも親にも言うんじゃない)

https://xgf.nu/ktHr

 

 

 また、下記に掲載した全文書き起こしの中で、コンプライアンス違反、公益通報者保護法違反、虚偽証言、妄想による内部告発者に対する名誉棄損、自らの不正指示についてのうしろめたさからの口止め、は赤字で示しています。内容についての詳細説明は、

エフオン8月16日IRの疑義について - magic_hand’s diary (hatenablog.com)

のメール文内で詳しく解説しています。

 

 

 

 

■ ■ ■ 以下、所長会議内容の書き出し ■ ■ ■

 

所長会議
日時 2020/7/16(木)15時~ 本社
出席者 島﨑社長 小池取締役 藤井取締役 Y管理部長 佐藤豊後大野所長(当時) M日田所長 S白河所長 須藤エフバイオス執行役員

 

【島﨑社長】ちょっと好ましからぬ動きがあるので、話しておきます。好ましからぬ動きはなんだというと、この場限りで少なくともしばらくの間、向こう1週間、この件については口をつぐんでいてほしい。いいね?

実は燃料のMを異動させるという話がある。どこに異動すんの?というと、電力事業部。もともと異動の打診をしたのが、今から約3週間前だと思ってください。壬生も一定程度軌道に乗ったところで、ここで電気の売りをやって欲しいんだよということを言ったと。その1週間後に、じゃあそういうことで考えて頂いたと思うけど、異動をして欲しいんだよという話をしたところ、本人は嫌だと。今までの燃料の仕事を続けたいんだよと言ったと。理由は、壬生もまだ必ずしも半年でどうとかでもなく、人員としてもまだまだ定着しているわけでもなくという様なもっともらしい話の中で言っていたんだけれども。でも、会社としては、要は決め事で異動ということで考えているので、折が来たらまたいついつどうだという話をしますよという話をしていた。

 

 そしたら次の日に、ヘルプデスクに通報がありましたと。ヘルプデスクは柿本弁護士が窓口なので、そこにこういう通報があったと。通報の中身はなんですか?というと、当社では島﨑の指示の下に、燃料の検体のサンプリングに不正が行われているんだと。それはすなわち、未利用を乾燥向きにして、建廃を湿らせることによって、燃料単価を高くする方法に作為的にオペレーションされていますよということ。これは島崎の指示だけではなく、小池、藤井も基本的にこれを頑張れという方向の各種の発言をしているんだと書いてます。具体的に白河ではこれによって、年間で8,000万円ぐらいの売り上げのプラス向きの効果を得ていますと書いてあった。

 

 最初、それは誰だろうね、なんていうことを言っていたんだけど、これはM以外にいないよという話をしていたところ、藤井宛にMから電話がかかってきました。それを書いたのは俺ですと。別に名乗る必要はさらさらないんだけど、わざわざ藤井に電話がかかってきた。俺は正義のために戦ってやりますというのをかれこれ小一時間、藤井に説教をくれたらしいんだけど。という事実があったよという話なんだが。

 

 まず、これは事実ですかというと、そんな指示をしたことはもちろんないよね。ネタでは散々そういうことを俺は言うよ。だからユウ(佐藤所長)にも、建廃の漬物をつくって、家でおかずにできるぐらいの話はよく言うけれど。かといって、それを本当にやるやつは世にいないよね、どう考えても。実際白河でもどういう検体の採り方をしているの?

【S所長】それはMさんに全部。。。

【社長】お任せ?

【S所長】お任せなんですよ。

【社長】なるほど。どういうふうにやっているかは分からんわけだな。

【S所長】そうです。

【社長】かといって、去年の数字を見る限り、それを上手くやっているようにはまったく見えないけど。やってあれだったら、おまえ。

【小池常務】バカだよ。

【社長】もうちょっと上手くやれよと言いたくなるぐらいの数字だからな。まぁそれはいいと。これをぱっと聞いて、何を思いますか、皆さんは。いいよ、思ったとおりのことを言ってもらって。ユウ(佐藤所長)なんかしゃべりたいことを言って。

【佐藤所長】Mさんの報復。

【社長】報復?

【佐藤所長】なんかやっているんですかね。やっぱりそこに異動について、本人が納得をしていないんで、そういうのがそういうところに出ているのかなと。

【社長】いいところをついているけど、そんなことはしないだろう。

【佐藤所長】そういう意図なのかなと思った。

【社長】Sは?

【S所長】なんとも言えないですけど。そうですね。佐藤所長の言うとおりかなと。ちょっとよくわからないです。

【社長】この中で一番なんか???しそうなやつはMなんだけど。Mは?

【M所長】僕はぶっちゃけ言うとMさんから何回か電話をもらったこともある。検体の採り方について。

【社長】いつ頃?

【M所長】それは直近、この1週間。

【社長】この1週間。

【M所長】ぐらい。

【社長】例えば?

【M所長】おとといか。おととい1回。その前はたわいもない話だったですけど。実際、バイオマス比率に関するサンプリングの採り方について、おかしいと思うんですよね。初めは???ぐらいの話からだったんですが、それができるとなったんで、なんで?と言ったら、いやいや結局コントロールができるじゃないですか。そうですね、やろうと思えばできますよね。それは果たしていかがなものなんでしょう? と言いだしたので、なんだ? なんだ? と思って。

【社長】コントロールはできるよね。それはどれを使うかによるわけだから。

【M所長】でも人間だからAとBがあって、Aは乾いていれば、おのずとそっちを採っちゃうでしょという話はしたんです。人間として濡れたのと乾いたのでは、それは乾いたのを採ったほうがいいでしょうという話ぐらいしかしていないんですけど。それに対して、いまさらとやかくいうルールもないし。どうするんですかという話はそこでしてたんですけど。同意して欲しかったのか何かよくわかりません。そういう電話はあったというのは、その場で言っております。そのあと特にそういうふうな、それからはかかってきてないです。

【社長】正義についてそういうことを語る。

【M所長】言っていました。やっぱりこの辺でそろそろ俺がみたいな。百姓一揆でも起こすんですか。竹やり持って戦うんですかと聞いたら???でも、これはおかしいと思うんです。それを今、言うかという話をしたんです。何年これでFITが続いてんだよという話をして、最後は冗談話っぽく終わりましたけど、???だけなんです。そのときになんでかなと思った。

【社長】ユウ(佐藤所長)には電話はなかったの?

【佐藤所長】2日前。たぶん同じ日だと。

【M所長】そうなの?

【佐藤所長】同じような話だったんですけど。どうだったの? と、僕は何もやっていないですよ。

【社長】何もやっていない?

【佐藤所長】正直やってない。

【社長】やっていない?

【佐藤所長】やっていないからそれはちょっと。燃料は任せているので、私からそういう指示は。

【社長】誰がやっているの今?

【佐藤所長】多分ですけど、OとDがやっていると思います。

【社長】そうか。いいや。

【M所長】僕はやるか、やんねえかといったら、やるよと言いましたけど。

【社長】やるよと言ったって、要は、あれって法律上は月に1回、サンプルを採ってそれを出しなさいねと言っているだけだから、それ以上でも以下でもないんだよね。

【M所長】結局乾いていると思って出してもそうでもない時は結構あるんで。やっぱりなかなか難しいですよね。そういう話もしましたけど。

【社長】そこについて、俺は特に何か心配しているわけではないんだよ。要は異動をしてくださいねということを、それをヘルプデスクに言ったというのと直結する意味って何?

~ 10分15秒から約25秒の間 ~

【M所長】分かんない。

【社長】いや、思ったことを言ってみろよ。

【M所長】本当によくわかんない。なんでそんな事をするのか。

【社長】異動することが不都合だって事だよ。

【M所長】なるほど。

【社長】おそらく。なんで藤井に電話をしたの?といったら、ヘルプデスクに、ヘルプラインにメールを送ったやつは、匿名を担保するためにヘルプラインがあるわけで。僕ですと言うやつは、相当ある意味何やってんの?という話になる。だから、僕ですと言った理由は一つしかなくて。要は自分がヘルプデスクに何かを訴えたということを前提に異動をさせると、不利益人事に当たるでしょと言いたいわけですね。とするならば、なんのために今の仕事にこだわるの?それはなんでだろう。

【S所長】なんでですかね。好きだから?

【社長】言っちゃいけないことを言っていいよ。

【M所長】それしかない。

【S所長】まさかの?まさかの。Mさんには分かるんですか。

 ~ 12分28秒から12分41秒にかけて笑い声で聴取不能 ~

【社長】そんなことは偶然になんかこのタイミングでやるわけねえだろうと、散々藤井には言ったけどさ。なので、しばらくこれを本気でやるので。皆さんが、他の誰かと相談されるとすげえ困るんで、少なくとも1週間は黙っていろと言ったのはこの1週間の間にいろんなことが起きるだろうということだと。1週間は3日しかねえからよ、来週は。

だから、急に正義に目覚めたりしないんだよ。目覚めるんだったら、それを知った時に目覚めてくれないとおかしいし、かれこれそれを実は2~3年やってきました。今日、変だと思いました。そんなはずはない。だから目覚めるには目覚める理由があるわけで、目覚める理由は異動でしかないので。だとするとなんでその異動がそんなに嫌なの?だからこれは多分異動そのものが嫌というよりも、ここはきっと観念しているので、異動をするまでの時間を稼ぎたいだけだと思うんだよね。だからこっからあと何日あればいいのか分からんけれど、ケツを入れる、幕を引く。足跡にほうきを入れることをしたいんだと。

だからそれをやること、あるいはそもそもなんでそういうことに手を染めたの?それは俺には分からない。けれど、それを一定程度、やり始めて、それなりに後に引けない様な状態になっちゃったんだろうな。だから相手がある事だから、幕を引く、ケツを入れるにしても、それってじゃあ今月分どうしますかみたいな話には当然なるのでやっぱり東日本という様なものを今、言わなくなってくると、要はK(白河の前燃料部長)がやっていた部分をある意味一人で燃料を仕切らせたのが、言ってみれば治外法権でやりたい放題が生まれてしまったのがいけなかったと思う。

だからMみたいに、折に触れて、今月はいくらもらった?と言われていりゃ、それはそれでやりにくいはずだよ。

【M所長】営業の時しかもらっていない。

【社長】そういう意味では残念だよ。

 ~16分10秒~

【M所長】証拠みたいなのはあるんですか。

【社長】口に出しては言えない証拠があるよ。状況証拠はいくらでもある。およそここだねという先もあからさまに見当がついてしまうという。それが5社か6社かあるんだけどね。わかりやすい話だよ。だって壬生が去年から燃料を買い始めただろ?壬生の分だけ高いわけだよ、白河と比べて。高い分というのにトン数を掛け算した金額というのは、こんな感じという部分がもしあいつの預金残高としてあったとしたら相当不思議だろ?

 だから俺は悪いけど、性格がひねくれているので偶然を信じないたちなんだよ。全てが偶然ですと。だから異動のタイミングでたまたま急に正義に燃えたったのは偶然ですと。急に小銭がたまったから偶然ですと。なおかつ、特定の業者だけ取引条件が業者さんにとって好都合な値上げという形になっていた。それも偶然ですと。自分の担当先に他の、例えばSだとか、Kだとかに一切ノータッチにさせているというのも偶然ですと。原木とチップで、たまたま二股にわかれちゃった客先がいた時に、原木の側の担当はKだったんだけども、2カ月後にはそれも取り上げて自分にしたのも偶然だと。偶然が多すぎるよ。なおかつ、その条件を値上げしたような客先というのは、やたらと飲食代がかかっていると。

 須藤くんは元々K木材だよね。K木材については???と思ったんだけど、白河に入れているK木材のチップというのが、例えば●●円ですと。それを運賃込みで●●円ですと。それが壬生に入れているのが例えば●●円。でもそれは単純に値段だけそうなっていると相当おかしいので、壬生の●●円というのは運送会社をこっちが手配して出来上がりというふうになっている。この場合は運送会社を疑うんだろうな。

 だから、今たぶん本人はすげえ怖いと思うんだよ、いろんなことで。だからMに電話してるということは、そのことをどうしていますかということが聞きたいわけでは俺はないと思っていて。そのことについて、俺がおまえに問い合わせたかどうかを確認したい。ユウ(佐藤所長)もそう。それはつい昨日、社長にも言われたんですよという言葉が聞きたかった。でも聞いてないから。そんなことを何もなく普通に世間話になっちゃったわけだよ。だからSにもなんかそういう不自然な電話はかかってこない?

【S所長】電話はかかってきていないですけど。昨日、夕方は来たんで。それで、すぐKくん(白河の燃料営業)と打ち合わせを至急あれなんで。

【社長】それでね、俺が一つわからねえなと思っているのがSだよ。

【S所長】はい、はい。

【社長】だからSも多少なり、小銭をもらって片棒担いでいるのか、それか単純に要は使い走りとして、使うだけ使われているのか、何も知らずに。

【S所長】燃料関係のことは全然、話はみんながいる前ではしない。

【社長】ないな。おまえにそういうところのウラヨミの情報をもらおうと思うのは無理だろうなとは思ったんだけど。

【S所長】いやいや、けっこうあれですよ。

【社長】それなら教えてくれよ。お前と違って、Mの方がわかるだろう。

【S所長】ああ。そうかもしれないですね。そうですね。

【社長】それってなんか変だよね、大抵、いろんな意味で、動きが。そういう時ってさぁ、ポケットにいくらぐらい金が入ると満足するもんなの?家がリフォームできるくらいか。

【M所長】なんで俺に言うんですか。

【社長】いやいや、例えばの話。

【M所長】どうなんでしょうね。

【社長】一般論として。

【M所長】1万円で満足する人もいれば、10万円。人それぞれじゃないですか。お金の場合。

【社長】でも家のリフォームも1万円じゃできないでしょ?

【M所長】それはもちろんです。事故物件になる。

【社長】そうね。でもね、10万円や100万円じゃないんだよ。だから俺は億かなと思ったんだけど。だって白河で年間で買っている燃料っていくら?

【S所長】全体?

【社長】うん。

【S所長】●●円くらい。単価で●●円ぐらい。

【社長】白河で年間で買っている燃料っていくらって聞いた。

【S所長】量ですか?

【社長】円だよ。

【S所長】円だとちょっと。

【社長】まさか知らねえのか。

【S所長】すみません。今は。

【社長】こいつ、???問題があるな。

【S所長】申し訳ない。

【社長】M、いくら?

【M所長】●●●●。

【社長】え?

【M所長】●●●●円ぐらい。

【社長】え?

【M所長】???。

男性 シャンハイジャナイ(?)。

【M所長】これはトン●万円ぐらいですよね

【社長】おまえ、知らねえのか。

【M所長】いや。計算しましたよ。

【社長】●●●●か。

【M所長】いや。●●●●円。●●●●円いくかなぐらいですか。

【社長】うん。

【M所長】???。

【社長】だから、だから、それに壬生が乗っかると、壬生だけで●●●●円超えるんだよ。???。

だからお前らみたいに、年間たかだか●●●●円の整備費の中でキックバックもらったって、ドアノブくらいしか買えねえのは致し方ねえ話なんだよ。ユウ(佐藤所長)、おまえは燃料班行きたいって言ってた?

【佐藤所長】そんないいことがあるなら。

【???】考えてみてみる?

【佐藤所長】???俺ということか。お前がやれということか。

【社長】だから今、言ったことってまだ完全に要は足跡をつかんでねえので、今いまで臭わせるわけにはいかないのでその前の段階でやっていることはあからさま???。急に思いついたように正義に燃えるやつ。燃えてんのは正義ではなくて、お前のケツだと。そんなことをしなけりゃ、むしろそこを疑わなかったのに。S、週明けにいろんなことをさせてもらう。

【S所長】はい。例えば。白河ではということですか?

【社長】うん。まず管理部の人が、誰が行くかはよくわからんけど、Aさんと誰かだと思う。が、燃料班全員と面談をさせてもらう、昼休みに。それは別に検体を濡らしているとか、濡らしていないとかを聞きたいとかいうわけではまったくないので。そんなことはどうでもいいちゃ、どうでもいいんで。濡らしていたら、それはMはいい話で。そうじゃなくて、パワハラの事実を確認しにいきたい。事実はすでに証拠があるので、いいんだけど、要はそれ以外のこともきっとあるでしょう。多分お前は知らないわけじゃないよね。

【S所長】どこからがというのがあれなんですけど。ただ上手くやっているようには見えていたけど。本人が燃料でどう思っているのかは。

【社長】S、だとすると、お前はもうちょっと周りで何が起きているのかは気にしてくれ。それを管理部でやりに行くので。それはそれで表向きにそういうことがおこなわれているということが噂になるのは止めません。そんなの口止めしたって言うに決まっているから。だから逆にその他の人にもひょっとしたら面談をさせてもらう。壬生はもうひと回りしてもらうからね。Y。

【Y管理部長】はい。

【社長】壬生は壬生で。壬生のやつらはもう音をあげちゃっているんだよ。それは金田さんがよく知ってる話で、言ってみりゃ、体育会というよりは軍隊なので、要は自分が司令官だとしたら、他のやつら全員二等兵だよ。いいから言われたとおりにやれと。なんでやらねえんだ?ということを毎日、毎日やられると、下のやつらはただわかりましたとしか言わなくなる。それに対してもともと嫌気がさしていますという話は散々言っているんだけど。

 もともとなんのために異動をさせようとしたかというと、そのためなんだよ。だから最初、異動するのが嫌だと言ったのは、それをさらに続けたいからかなと俺は思った。けれどもそのためにヘルプラインまで使うかというと普通だったらしない。ヘルプラインを使ってやろうとしたら、それが誰だかというのが見えた瞬間に辞めるから。ましてや僕ですというやつは、甚だ俺のなかでは意味がわからない。だから相当ある意味、根が深い話になっちゃったな。

 だからたぶん燃料の業者のなかには一定程度悪いやつはいるわけだ、いくらか。そいつらから最初はシツケられたのかもしれないし。そのうちそれを今度は自分から持ちかけるようになったのかもしれないし。その辺の始まりは俺にはわからない。でも何がしかがあること。

 だから来週は本社側というか、いろいろと立て込んでいることが???ということ。でも君らは、少なくとも九州の人たちは、今言ったことは死んでも親にも言うんじゃない。腑に落ちただろ、この不思議な電話。

【小池常務】ちなみに乾いたのと濡れたのがあったら乾いたほうをやるかということは、それは業者の裁量権なんで、それは決して不正ではない。当たり前。

【社長】裁量権というか、要は現在の月に1個を出しなさいねという以上のことは何一つ定められていないので、それをもって不正というのは、大きなお世話ってやつだ。それはだって、30日分のなかの1個は使わなきゃいけません。しかもそれは月の前半じゃなかったら検査に間に合いませんといったら、たぶん無理だよ。なんだっていいんだよ。

S、おまえは本当、本当に知っていることはそれでおしまいなの?

【S所長】いやMさん自体が、なんていうんですか、壬生ができてから本当に週に1回、下手すりゃ2週間に1回とかぐらいしか来ないので。実際に現場を仕切っているのはHがやっているので、任せているところで。和気あいあいやっているというのは、あらためて確認できると思う。Mさんの手は今はほぼないですよ。

【社長】燃料で会議だなんだはやっていないの?

【S所長】今はやっていないです。たまに月に1回ぐらいかな、全体会議みたいなのを集まってやるときはあるんですけれど。あとはほぼないかな。特に壬生ができる直前なんてのは全然もう。

【社長】そりゃそうだよな。いろんな意味で忙しかったんだもんな。M、やるときは緻密にやれよ。

【M所長】やってないじゃないですか?ネタですよ。

【社長】緻密さを欠くとこういうことになるから。すげえ嫌だなと思っているのは、俺の名前で領収書とかを出していたらすげえ嫌だなと思ったの。いつもありがとうございますとか。は?オレなの?みたいに。オレならあれだけど、金田さんとかね。(一同しばらく意味深な無言)。 というわけでした。じゃあ終わります。

 

(終了)