このブログについて

 バイオマス発電を主業とする株式会社エフオンのバイオマス燃料サンプル不正問題について問うブログです。

 

www.ef-on.co.jp

 

 2020年6月に不正についての内部告発が行われました。内部告発者は、公益通報保護法の手順に則ってこの問題を社会に告発しています。私たちは同じ社員として、この勇気ある告発を後押しすべく、主に社員向けにブログで情報を発信し、経営陣の姿勢を問うてきました。

 

 この間、社内外取締役、監査役に働きかけを行いましたが、この不正の事実を隠蔽し、今に至るまで改善が見られないため、当ブログの内容をオープンにし、広く社会に問うことを決断しました。

 

 この不正は、一企業の不祥事ではなく、再生エネルギー賦課金を売り上げの原資としている企業が、公共の利益を損なっている問題を孕んでいます。会社の利益よりも社会の利益を優先させなければいけないことと同時に、会社による個人への不利益が横行している現状を黙って見逃すわけにはいきません。

 

 そのような観点から、私たちは再生可能エネルギーやFIT制度への信頼を取り戻すべく、世の中にこの不正を広く問うていきたいと考えています。

 

 

6/22(火)に放送されたクローズアップ現代+

前半部分でエフオンの不正が取り上げられています。

 

www.nhk.or.jp

 

グリーンエナジー部門の不審な売上減少

 2021年8月23日に行われた投資家向けの決算説明会において、社長の島﨑は、グリーンエナジー部門の売上及び営業利益の減少について、売上の減少はプレミアム剥離によるものと軽く述べるに止め、説明の大部分を営業利益の減少について語る時間に費やしました。恐らく彼にとってこの部分の説明が一番緊張をしたのだと思います。営業利益減少の理由の説明を必要以上にしていたことから、彼の緊張が手に取るようにわかります。ただ、島﨑にとっては幸いにも、投資家の皆さんからこの点についての質問はありませんでした。
 
 しかし、このグリーンエナジー部門の売上にこそ、この不正問題の痕跡が色濃く残っているのです。この点については、私たちは東陽監査法人にも指摘するメールを8月26日に送り、会計的検証を促しています。また、経営陣や監査役がこの点を不審に思わなかったとすれば、いったい何を考えて仕事をしているのでしょう?あ、そうでした。みんなグルでした。そうでした。それでは誰も指摘できませんよね。 
 
 以下に、グリーンエナジー事業の売り上げの減少について説明いたします。
 
 
グリーンエナジー部門売り上げ(決算短信より)
24期 117億40百万円  
25期 125億70百万円
増加   8億30百万円
 
 
壬生発電所稼働
24期 2020年1月~2020年6月 6か月稼働
25期 2021年7月~2021年6月 12か月稼働
 
壬生発電所売り上げ(有報より)
24期 19億63百万円(半年稼働)
S100JQYB.pdf (xj-storage.jp) (7ページ目)
25期 年間稼働により、39億26百万円前後になるはず
 
日田発電所・豊後大野発電所のプレミアム剥落分マイナス(2019年4月より剥落)
日田   4.3円/kWh×約1億kw(×9ヶ月/12ヶ月分)=約3億23百万円
豊後大野 4.3円/kWh×約1.6億kw(×9ヶ月/12ヶ月分)=約6億88百万円
合計 10億11百万円・・・24期比で25期は3Q分のプレミアム価格が減少 
 
白河発電所のプレミアム剥落(2020年9月より剥落)
4.3円/kWh×約1億kw(×9ヶ月/12ヶ月分)=約3億23百万円
・・・24期比で25期は3Q分のプレミアム価格が減少
 
 
 発電所の設備利用率の比較は以下の通り(決算説明会資料より)
 
24期
日田 93.8%  白河 97.2%  豊後大野 93.3%  壬生 47.2%(=94.4%×0.5)
 
25期
日田 95.7%  白河 95.9%  豊後大野 95.1%  壬生 93.4%
 
 上記からもわかるように、設備稼働率の差では、壬生発電所の年間稼働分の売上が増加されることが見て取れるます。その他の発電所の設備稼働率に24期と25期の間で大きな差は認められません。
 
 では、使用燃料の構成比はどうでしょう?(決算説明会資料より)

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS97715/2cf30f60/2309/49d8/a5c0/6fe35d5c2d8d/20210910165013821s.pdf(14ページ目)

 

 大きな変動がみられません。壬生発電所の年間稼働以外、設備利用率と使用燃料の構成比に大きな変動がみられないということは、残りの要素で売上を大きく変動する要因は水分率となります。
 
 整理すると、24期と25期でグリーンエナジー事業の売り上げを比較した場合、上記の検証から、壬生発電所以外の他発電所の設備稼働率に大きな変動はなく、使用燃料の構成比にも大きな変動はありません。売上が増加する要因として、壬生発電所の稼働期間が半年稼働から年間稼働に増えた点であり、減少する要因として、日田・豊後大野発電所の24期3Q分のプレミアムと白河発電所の3Q分のプレミアム分となります(林業事業も増加する要因ですが、売上増加額は軽微であるため割愛)
 
 (決算説明会の資料は、発電所ごとの発電実績は公表していますが、売上実績は公表していない点に注意してください。有報には発電所の売上が記載されるため、前期と比べ、上記プレミアム剥離を除いた売上の減少が見られる発電所がどこか、そこからも不正の痕跡を確認できるはずです。)
 
 約19億程度の壬生発電所年間稼働による売上増加に対して、エフオンが説明している13億34百万円のプレミアム剥離による売上減少があるため、差額は5億66百万円です。この売上減少額の要因は何でしょう?

 

 
 私たちは、少なめに見ても5億円の売上不足の中に、内部告発を受け、25期(2020年7月以降)に入って、バイオマス比率不正操作を控えたことによる売り上げ減少が潜んでいると確信しています。それ以外に説明することは、ごまかしの説明でしかありません。
 
 含水率の比較データから、不正に水増しした金額は、白河発電所と日田発電所で最低でも年間約2億と予測されており、25期と24期の間で、使用燃料の構成比率は大きく変わっておらず、そうであるならば水分率も大きく変動することはありません。IRからの予測計算なので、誤差が含まれているとしても、不正操作をやめたことによる売上減少の疑いが、会計にも色濃く反映されていることを指摘します。このことは、過去10年に渡って続けられてきたことの裏付けでもあります。
 
 その間、島﨑社長の指示のもと、20億円近くの再生エネルギー賦課金を不当に搾取してきている疑いが濃厚です。この点についても、公正中立な第三者委員会による会計的検証が必要な事項となることを私たちは指摘します。

2020年7月16日 エフオン所長会議 内容公開

 燃料サンプル不正の内部通報についての調査委員会設立が決められた取締役会の前日2020年7月16日に行われたエフオン所長会議の内容を公開します。ここで社長の島﨑がでっちあげている内部告発者に対する横領疑惑は事実無根の濡れ衣です。公益通報者保護法が全く無視されているどころか、内部告発者に対する名誉を著しく踏みにじる内容が滔々と幹部と共に語られています。

 

 エフオンの売り上げの90%以上は、広く一般消費者に負担をしてもらい成り立っている再生エネルギー賦課金を原資としています。公共の利益の観点からエフオンの行った不正を、勇気をもって告発した一社員に対して、エフオン幹部の間では、このような謀議が行われていました。そして歪んだ情報操作のもと、エフオンが不正の事実を否定している根拠となる調査委員会の調査が行われていたのです。

 

 島﨑社長はもとより、この場に参加した取締役、及び幹部社員はこのような卑劣な行為を深く恥じ、まずは内部告発者に会って深く謝罪しなさい。この会議は一年以上前に行われたものです。島﨑の虚言に踊らされて横領調査を行った役員や幹部社員、パワハラの事実を吹聴しながら、横領もパワハラも何の社内処分も内部告発者に出ていない事実。この事実の前に、会議に参加していたメンバーは何の声も上げられないほど、自ら考えて動くことができない人たちなのです。そのようなメンバーがこの会社の経営を担っていること、このようなレッテル張りが当たり前のように行われている会社だということ、そういうことをおかしいと思うどころか島﨑に同調するような社員が重用される会社だということを、社員の皆さんにはぜひ知って頂ければと思います。

 

 ただ、一名、この会議に参加して録音データを共有してくれたメンバーがいます。その発電所の社員の皆さん、ぜひ彼を全力で守ってあげてください。彼のようなひとが、今後のエフオングループには絶対に必要です。彼を誇りに思い、今後彼の立場が不利益にならないよう、見守ってあげる義務が私たちにはあると強く思います。

 

 2020年7月16日所長会議の録音データは、取締役(候補含む)、執行役員以外の個人名保護の観点から、部分抜粋での公開となります。2020年6月10日予算会議での島﨑社長による不正操作指示の録音データと合わせ、以下のサイトからダウンロードが可能です。

 

2020/6/10 予算会議(島﨑社長による不正指示)

https://xgf.nu/BKXv

 

2020/7/16 所長会議①(不正指示をしたことはない)

https://xgf.nu/jici

 

2020/7/16 所長会議②(不正の正当化・保身のため横領疑惑のでっちあげ)

https://xgf.nu/3PQQ

 

2020/7/16 所長会議③(横領の証拠はあると虚言)

https://xgf.nu/lh8x

 

2020/7/16 所長会議④(1億円横領と虚言)

https://xgf.nu/WuDc

 

2020/7/16 所長会議⑤(ヘルプライン使って誰かわかったら辞めるだろ)

https://xgf.nu/tPur

 

2020/7/16 所長会議⑥(今言ったことは死んでも親にも言うんじゃない)

https://xgf.nu/ktHr

 

 

 また、下記に掲載した全文書き起こしの中で、コンプライアンス違反、公益通報者保護法違反、虚偽証言、妄想による内部告発者に対する名誉棄損、自らの不正指示についてのうしろめたさからの口止め、は赤字で示しています。内容についての詳細説明は、

エフオン8月16日IRの疑義について - magic_hand’s diary (hatenablog.com)

のメール文内で詳しく解説しています。

 

 

 

 

■ ■ ■ 以下、所長会議内容の書き出し ■ ■ ■

 

所長会議
日時 2020/7/16(木)15時~ 本社
出席者 島﨑社長 小池取締役 藤井取締役 Y管理部長 佐藤豊後大野所長(当時) M日田所長 S白河所長 須藤エフバイオス執行役員

 

【島﨑社長】ちょっと好ましからぬ動きがあるので、話しておきます。好ましからぬ動きはなんだというと、この場限りで少なくともしばらくの間、向こう1週間、この件については口をつぐんでいてほしい。いいね?

実は燃料のMを異動させるという話がある。どこに異動すんの?というと、電力事業部。もともと異動の打診をしたのが、今から約3週間前だと思ってください。壬生も一定程度軌道に乗ったところで、ここで電気の売りをやって欲しいんだよということを言ったと。その1週間後に、じゃあそういうことで考えて頂いたと思うけど、異動をして欲しいんだよという話をしたところ、本人は嫌だと。今までの燃料の仕事を続けたいんだよと言ったと。理由は、壬生もまだ必ずしも半年でどうとかでもなく、人員としてもまだまだ定着しているわけでもなくという様なもっともらしい話の中で言っていたんだけれども。でも、会社としては、要は決め事で異動ということで考えているので、折が来たらまたいついつどうだという話をしますよという話をしていた。

 

 そしたら次の日に、ヘルプデスクに通報がありましたと。ヘルプデスクは柿本弁護士が窓口なので、そこにこういう通報があったと。通報の中身はなんですか?というと、当社では島﨑の指示の下に、燃料の検体のサンプリングに不正が行われているんだと。それはすなわち、未利用を乾燥向きにして、建廃を湿らせることによって、燃料単価を高くする方法に作為的にオペレーションされていますよということ。これは島崎の指示だけではなく、小池、藤井も基本的にこれを頑張れという方向の各種の発言をしているんだと書いてます。具体的に白河ではこれによって、年間で8,000万円ぐらいの売り上げのプラス向きの効果を得ていますと書いてあった。

 

 最初、それは誰だろうね、なんていうことを言っていたんだけど、これはM以外にいないよという話をしていたところ、藤井宛にMから電話がかかってきました。それを書いたのは俺ですと。別に名乗る必要はさらさらないんだけど、わざわざ藤井に電話がかかってきた。俺は正義のために戦ってやりますというのをかれこれ小一時間、藤井に説教をくれたらしいんだけど。という事実があったよという話なんだが。

 

 まず、これは事実ですかというと、そんな指示をしたことはもちろんないよね。ネタでは散々そういうことを俺は言うよ。だからユウ(佐藤所長)にも、建廃の漬物をつくって、家でおかずにできるぐらいの話はよく言うけれど。かといって、それを本当にやるやつは世にいないよね、どう考えても。実際白河でもどういう検体の採り方をしているの?

【S所長】それはMさんに全部。。。

【社長】お任せ?

【S所長】お任せなんですよ。

【社長】なるほど。どういうふうにやっているかは分からんわけだな。

【S所長】そうです。

【社長】かといって、去年の数字を見る限り、それを上手くやっているようにはまったく見えないけど。やってあれだったら、おまえ。

【小池常務】バカだよ。

【社長】もうちょっと上手くやれよと言いたくなるぐらいの数字だからな。まぁそれはいいと。これをぱっと聞いて、何を思いますか、皆さんは。いいよ、思ったとおりのことを言ってもらって。ユウ(佐藤所長)なんかしゃべりたいことを言って。

【佐藤所長】Mさんの報復。

【社長】報復?

【佐藤所長】なんかやっているんですかね。やっぱりそこに異動について、本人が納得をしていないんで、そういうのがそういうところに出ているのかなと。

【社長】いいところをついているけど、そんなことはしないだろう。

【佐藤所長】そういう意図なのかなと思った。

【社長】Sは?

【S所長】なんとも言えないですけど。そうですね。佐藤所長の言うとおりかなと。ちょっとよくわからないです。

【社長】この中で一番なんか???しそうなやつはMなんだけど。Mは?

【M所長】僕はぶっちゃけ言うとMさんから何回か電話をもらったこともある。検体の採り方について。

【社長】いつ頃?

【M所長】それは直近、この1週間。

【社長】この1週間。

【M所長】ぐらい。

【社長】例えば?

【M所長】おとといか。おととい1回。その前はたわいもない話だったですけど。実際、バイオマス比率に関するサンプリングの採り方について、おかしいと思うんですよね。初めは???ぐらいの話からだったんですが、それができるとなったんで、なんで?と言ったら、いやいや結局コントロールができるじゃないですか。そうですね、やろうと思えばできますよね。それは果たしていかがなものなんでしょう? と言いだしたので、なんだ? なんだ? と思って。

【社長】コントロールはできるよね。それはどれを使うかによるわけだから。

【M所長】でも人間だからAとBがあって、Aは乾いていれば、おのずとそっちを採っちゃうでしょという話はしたんです。人間として濡れたのと乾いたのでは、それは乾いたのを採ったほうがいいでしょうという話ぐらいしかしていないんですけど。それに対して、いまさらとやかくいうルールもないし。どうするんですかという話はそこでしてたんですけど。同意して欲しかったのか何かよくわかりません。そういう電話はあったというのは、その場で言っております。そのあと特にそういうふうな、それからはかかってきてないです。

【社長】正義についてそういうことを語る。

【M所長】言っていました。やっぱりこの辺でそろそろ俺がみたいな。百姓一揆でも起こすんですか。竹やり持って戦うんですかと聞いたら???でも、これはおかしいと思うんです。それを今、言うかという話をしたんです。何年これでFITが続いてんだよという話をして、最後は冗談話っぽく終わりましたけど、???だけなんです。そのときになんでかなと思った。

【社長】ユウ(佐藤所長)には電話はなかったの?

【佐藤所長】2日前。たぶん同じ日だと。

【M所長】そうなの?

【佐藤所長】同じような話だったんですけど。どうだったの? と、僕は何もやっていないですよ。

【社長】何もやっていない?

【佐藤所長】正直やってない。

【社長】やっていない?

【佐藤所長】やっていないからそれはちょっと。燃料は任せているので、私からそういう指示は。

【社長】誰がやっているの今?

【佐藤所長】多分ですけど、OとDがやっていると思います。

【社長】そうか。いいや。

【M所長】僕はやるか、やんねえかといったら、やるよと言いましたけど。

【社長】やるよと言ったって、要は、あれって法律上は月に1回、サンプルを採ってそれを出しなさいねと言っているだけだから、それ以上でも以下でもないんだよね。

【M所長】結局乾いていると思って出してもそうでもない時は結構あるんで。やっぱりなかなか難しいですよね。そういう話もしましたけど。

【社長】そこについて、俺は特に何か心配しているわけではないんだよ。要は異動をしてくださいねということを、それをヘルプデスクに言ったというのと直結する意味って何?

~ 10分15秒から約25秒の間 ~

【M所長】分かんない。

【社長】いや、思ったことを言ってみろよ。

【M所長】本当によくわかんない。なんでそんな事をするのか。

【社長】異動することが不都合だって事だよ。

【M所長】なるほど。

【社長】おそらく。なんで藤井に電話をしたの?といったら、ヘルプデスクに、ヘルプラインにメールを送ったやつは、匿名を担保するためにヘルプラインがあるわけで。僕ですと言うやつは、相当ある意味何やってんの?という話になる。だから、僕ですと言った理由は一つしかなくて。要は自分がヘルプデスクに何かを訴えたということを前提に異動をさせると、不利益人事に当たるでしょと言いたいわけですね。とするならば、なんのために今の仕事にこだわるの?それはなんでだろう。

【S所長】なんでですかね。好きだから?

【社長】言っちゃいけないことを言っていいよ。

【M所長】それしかない。

【S所長】まさかの?まさかの。Mさんには分かるんですか。

 ~ 12分28秒から12分41秒にかけて笑い声で聴取不能 ~

【社長】そんなことは偶然になんかこのタイミングでやるわけねえだろうと、散々藤井には言ったけどさ。なので、しばらくこれを本気でやるので。皆さんが、他の誰かと相談されるとすげえ困るんで、少なくとも1週間は黙っていろと言ったのはこの1週間の間にいろんなことが起きるだろうということだと。1週間は3日しかねえからよ、来週は。

だから、急に正義に目覚めたりしないんだよ。目覚めるんだったら、それを知った時に目覚めてくれないとおかしいし、かれこれそれを実は2~3年やってきました。今日、変だと思いました。そんなはずはない。だから目覚めるには目覚める理由があるわけで、目覚める理由は異動でしかないので。だとするとなんでその異動がそんなに嫌なの?だからこれは多分異動そのものが嫌というよりも、ここはきっと観念しているので、異動をするまでの時間を稼ぎたいだけだと思うんだよね。だからこっからあと何日あればいいのか分からんけれど、ケツを入れる、幕を引く。足跡にほうきを入れることをしたいんだと。

だからそれをやること、あるいはそもそもなんでそういうことに手を染めたの?それは俺には分からない。けれど、それを一定程度、やり始めて、それなりに後に引けない様な状態になっちゃったんだろうな。だから相手がある事だから、幕を引く、ケツを入れるにしても、それってじゃあ今月分どうしますかみたいな話には当然なるのでやっぱり東日本という様なものを今、言わなくなってくると、要はK(白河の前燃料部長)がやっていた部分をある意味一人で燃料を仕切らせたのが、言ってみれば治外法権でやりたい放題が生まれてしまったのがいけなかったと思う。

だからMみたいに、折に触れて、今月はいくらもらった?と言われていりゃ、それはそれでやりにくいはずだよ。

【M所長】営業の時しかもらっていない。

【社長】そういう意味では残念だよ。

 ~16分10秒~

【M所長】証拠みたいなのはあるんですか。

【社長】口に出しては言えない証拠があるよ。状況証拠はいくらでもある。およそここだねという先もあからさまに見当がついてしまうという。それが5社か6社かあるんだけどね。わかりやすい話だよ。だって壬生が去年から燃料を買い始めただろ?壬生の分だけ高いわけだよ、白河と比べて。高い分というのにトン数を掛け算した金額というのは、こんな感じという部分がもしあいつの預金残高としてあったとしたら相当不思議だろ?

 だから俺は悪いけど、性格がひねくれているので偶然を信じないたちなんだよ。全てが偶然ですと。だから異動のタイミングでたまたま急に正義に燃えたったのは偶然ですと。急に小銭がたまったから偶然ですと。なおかつ、特定の業者だけ取引条件が業者さんにとって好都合な値上げという形になっていた。それも偶然ですと。自分の担当先に他の、例えばSだとか、Kだとかに一切ノータッチにさせているというのも偶然ですと。原木とチップで、たまたま二股にわかれちゃった客先がいた時に、原木の側の担当はKだったんだけども、2カ月後にはそれも取り上げて自分にしたのも偶然だと。偶然が多すぎるよ。なおかつ、その条件を値上げしたような客先というのは、やたらと飲食代がかかっていると。

 須藤くんは元々K木材だよね。K木材については???と思ったんだけど、白河に入れているK木材のチップというのが、例えば●●円ですと。それを運賃込みで●●円ですと。それが壬生に入れているのが例えば●●円。でもそれは単純に値段だけそうなっていると相当おかしいので、壬生の●●円というのは運送会社をこっちが手配して出来上がりというふうになっている。この場合は運送会社を疑うんだろうな。

 だから、今たぶん本人はすげえ怖いと思うんだよ、いろんなことで。だからMに電話してるということは、そのことをどうしていますかということが聞きたいわけでは俺はないと思っていて。そのことについて、俺がおまえに問い合わせたかどうかを確認したい。ユウ(佐藤所長)もそう。それはつい昨日、社長にも言われたんですよという言葉が聞きたかった。でも聞いてないから。そんなことを何もなく普通に世間話になっちゃったわけだよ。だからSにもなんかそういう不自然な電話はかかってこない?

【S所長】電話はかかってきていないですけど。昨日、夕方は来たんで。それで、すぐKくん(白河の燃料営業)と打ち合わせを至急あれなんで。

【社長】それでね、俺が一つわからねえなと思っているのがSだよ。

【S所長】はい、はい。

【社長】だからSも多少なり、小銭をもらって片棒担いでいるのか、それか単純に要は使い走りとして、使うだけ使われているのか、何も知らずに。

【S所長】燃料関係のことは全然、話はみんながいる前ではしない。

【社長】ないな。おまえにそういうところのウラヨミの情報をもらおうと思うのは無理だろうなとは思ったんだけど。

【S所長】いやいや、けっこうあれですよ。

【社長】それなら教えてくれよ。お前と違って、Mの方がわかるだろう。

【S所長】ああ。そうかもしれないですね。そうですね。

【社長】それってなんか変だよね、大抵、いろんな意味で、動きが。そういう時ってさぁ、ポケットにいくらぐらい金が入ると満足するもんなの?家がリフォームできるくらいか。

【M所長】なんで俺に言うんですか。

【社長】いやいや、例えばの話。

【M所長】どうなんでしょうね。

【社長】一般論として。

【M所長】1万円で満足する人もいれば、10万円。人それぞれじゃないですか。お金の場合。

【社長】でも家のリフォームも1万円じゃできないでしょ?

【M所長】それはもちろんです。事故物件になる。

【社長】そうね。でもね、10万円や100万円じゃないんだよ。だから俺は億かなと思ったんだけど。だって白河で年間で買っている燃料っていくら?

【S所長】全体?

【社長】うん。

【S所長】●●円くらい。単価で●●円ぐらい。

【社長】白河で年間で買っている燃料っていくらって聞いた。

【S所長】量ですか?

【社長】円だよ。

【S所長】円だとちょっと。

【社長】まさか知らねえのか。

【S所長】すみません。今は。

【社長】こいつ、???問題があるな。

【S所長】申し訳ない。

【社長】M、いくら?

【M所長】●●●●。

【社長】え?

【M所長】●●●●円ぐらい。

【社長】え?

【M所長】???。

男性 シャンハイジャナイ(?)。

【M所長】これはトン●万円ぐらいですよね

【社長】おまえ、知らねえのか。

【M所長】いや。計算しましたよ。

【社長】●●●●か。

【M所長】いや。●●●●円。●●●●円いくかなぐらいですか。

【社長】うん。

【M所長】???。

【社長】だから、だから、それに壬生が乗っかると、壬生だけで●●●●円超えるんだよ。???。

だからお前らみたいに、年間たかだか●●●●円の整備費の中でキックバックもらったって、ドアノブくらいしか買えねえのは致し方ねえ話なんだよ。ユウ(佐藤所長)、おまえは燃料班行きたいって言ってた?

【佐藤所長】そんないいことがあるなら。

【???】考えてみてみる?

【佐藤所長】???俺ということか。お前がやれということか。

【社長】だから今、言ったことってまだ完全に要は足跡をつかんでねえので、今いまで臭わせるわけにはいかないのでその前の段階でやっていることはあからさま???。急に思いついたように正義に燃えるやつ。燃えてんのは正義ではなくて、お前のケツだと。そんなことをしなけりゃ、むしろそこを疑わなかったのに。S、週明けにいろんなことをさせてもらう。

【S所長】はい。例えば。白河ではということですか?

【社長】うん。まず管理部の人が、誰が行くかはよくわからんけど、Aさんと誰かだと思う。が、燃料班全員と面談をさせてもらう、昼休みに。それは別に検体を濡らしているとか、濡らしていないとかを聞きたいとかいうわけではまったくないので。そんなことはどうでもいいちゃ、どうでもいいんで。濡らしていたら、それはMはいい話で。そうじゃなくて、パワハラの事実を確認しにいきたい。事実はすでに証拠があるので、いいんだけど、要はそれ以外のこともきっとあるでしょう。多分お前は知らないわけじゃないよね。

【S所長】どこからがというのがあれなんですけど。ただ上手くやっているようには見えていたけど。本人が燃料でどう思っているのかは。

【社長】S、だとすると、お前はもうちょっと周りで何が起きているのかは気にしてくれ。それを管理部でやりに行くので。それはそれで表向きにそういうことがおこなわれているということが噂になるのは止めません。そんなの口止めしたって言うに決まっているから。だから逆にその他の人にもひょっとしたら面談をさせてもらう。壬生はもうひと回りしてもらうからね。Y。

【Y管理部長】はい。

【社長】壬生は壬生で。壬生のやつらはもう音をあげちゃっているんだよ。それは金田さんがよく知ってる話で、言ってみりゃ、体育会というよりは軍隊なので、要は自分が司令官だとしたら、他のやつら全員二等兵だよ。いいから言われたとおりにやれと。なんでやらねえんだ?ということを毎日、毎日やられると、下のやつらはただわかりましたとしか言わなくなる。それに対してもともと嫌気がさしていますという話は散々言っているんだけど。

 もともとなんのために異動をさせようとしたかというと、そのためなんだよ。だから最初、異動するのが嫌だと言ったのは、それをさらに続けたいからかなと俺は思った。けれどもそのためにヘルプラインまで使うかというと普通だったらしない。ヘルプラインを使ってやろうとしたら、それが誰だかというのが見えた瞬間に辞めるから。ましてや僕ですというやつは、甚だ俺のなかでは意味がわからない。だから相当ある意味、根が深い話になっちゃったな。

 だからたぶん燃料の業者のなかには一定程度悪いやつはいるわけだ、いくらか。そいつらから最初はシツケられたのかもしれないし。そのうちそれを今度は自分から持ちかけるようになったのかもしれないし。その辺の始まりは俺にはわからない。でも何がしかがあること。

 だから来週は本社側というか、いろいろと立て込んでいることが???ということ。でも君らは、少なくとも九州の人たちは、今言ったことは死んでも親にも言うんじゃない。腑に落ちただろ、この不思議な電話。

【小池常務】ちなみに乾いたのと濡れたのがあったら乾いたほうをやるかということは、それは業者の裁量権なんで、それは決して不正ではない。当たり前。

【社長】裁量権というか、要は現在の月に1個を出しなさいねという以上のことは何一つ定められていないので、それをもって不正というのは、大きなお世話ってやつだ。それはだって、30日分のなかの1個は使わなきゃいけません。しかもそれは月の前半じゃなかったら検査に間に合いませんといったら、たぶん無理だよ。なんだっていいんだよ。

S、おまえは本当、本当に知っていることはそれでおしまいなの?

【S所長】いやMさん自体が、なんていうんですか、壬生ができてから本当に週に1回、下手すりゃ2週間に1回とかぐらいしか来ないので。実際に現場を仕切っているのはHがやっているので、任せているところで。和気あいあいやっているというのは、あらためて確認できると思う。Mさんの手は今はほぼないですよ。

【社長】燃料で会議だなんだはやっていないの?

【S所長】今はやっていないです。たまに月に1回ぐらいかな、全体会議みたいなのを集まってやるときはあるんですけれど。あとはほぼないかな。特に壬生ができる直前なんてのは全然もう。

【社長】そりゃそうだよな。いろんな意味で忙しかったんだもんな。M、やるときは緻密にやれよ。

【M所長】やってないじゃないですか?ネタですよ。

【社長】緻密さを欠くとこういうことになるから。すげえ嫌だなと思っているのは、俺の名前で領収書とかを出していたらすげえ嫌だなと思ったの。いつもありがとうございますとか。は?オレなの?みたいに。オレならあれだけど、金田さんとかね。(一同しばらく意味深な無言)。 というわけでした。じゃあ終わります。

 

(終了)

エフオン2021年8月16日IRの疑義について

 2021年6月23日に私たちは、矢田監査役、皆川社外取締役、鈴木社外取締役、佐古社外取締役、清水社外監査役及び、東陽監査法人宛に、「燃料サンプル不正の内部通報についての調査委員会設立が決められた取締役会の前日、2020年7月16日の所長会議にて、島﨑社長による違法な情報操作が行われていた」ことを、会議の録音データとともに送付し指摘していました。また合わせて、予算会議時の島﨑社長による燃料サンプル偽装指示の録音データも送付していました。しかし、監査役及び社外取締役がこの録音データの事実を知りながら、2021年8月16日のIRでエフオン以下のように述べています。
 
 
なお、法令順守確認の観点から当社監査役会は外部弁護士を委員に加えた調査委員会を昨年7月に設置し、一部報道が指摘しているような不正の有無について同7月から10月にかけてすでに調査を行っております。昨年10月になされた当該委員会からの報告では、報道されたような不正の事実は認められませんでした。
 
 
 調査委員会設立前に、島﨑社長による違法な情報操作と内部告発者の暴露が取締役及び幹部社員に対して行われていた事実は、上記IRで説明している調査委員会の正当性が失われていることを裏づけています。それにもかかわらず、このようなIRを広く株主に周知したことは、コンプライアンス上、非常に問題があると指摘いたします。
 
エフオンはいったいどれだけのコンプライアンス違反を重ねているのでしょう?
 
 この間、藤井取締役とY管理部長が所長会議録音データ流出についての出所調査を行っており、誰が録音したデータかということも確認が取れている模様です。そもそも藤井取締役もY管理部長も、内部告発者を陥れる謀議に参加していながら、ひとりの社員を陥れようとしたこの犯罪的な内容について、一年以上の間おかしいとも何も言わず、流出元や関係者を調査していることに良心は痛まないのでしょうか?
 
以下に録音データを添付し送付したメールを転載いたします。
なお、取締役以外の名前は伏字に変換しています。
 
 
 

crisis efon magichand0827@gmail.com

添付ファイル6月23日(水) 23:10
 
To shimizu
 
 
 
 
社外取締役 社外監査役 及び 矢田監査役 の皆様
 
 
最後の望みを託して、皆様にご連絡を差し上げました。
 
事実を正確に知ろうとしない
事実を正確に知ることができない
 
事実を把握しようとするときの障害があるとすれば、ふたつのうちどちらかに分類されます。
私たちは、「事実を正確に知ることができない」という状況に皆様があると考え
その事実の一端をお知らせすることとしました。
 
会社を守りたい思いは、私たちも同じです。
まだお出ししていない情報も証拠もありますが、
この件に強く憤りを感じ関わってくれている社員の負担を増やさないため
できればこれ以上の証拠は提出せずに済ませたいと思っています。
 
会社のコンプライアンスを正常に機能させてもらいたい。
私たちの願いは、この当たり前のことだけです。
 
ただし、この件をもってもコンプライアンスが正常に機能しないのであれば
再び内外に広く問うことになってしまいます。
できることならば、社内の不正は、社内の自浄作用をもって対処してもらいたい。
その最後の望みを託したいと思います。
 
録音は以下の二つとなります。
音声が小さい点はご容赦ください。
また、所長会議については、内容があまりにも聞くに堪えない内容のため、解説をつけさせていただきました。
私たちの精いっぱいの震える良心が、皆様のこころに届くことを願っています。
 
なお、この録音データの取り扱いはくれぐれも慎重にお願いいたします。
リスクを皆承知で、このメールをお送りしていることを、どうかご理解下さい。
 
 
壬生発電所予算会議 
日時 2020/6/10(水)10時~
参加者 島﨑社長 笹山エフバイオス執行役員 K課長(当時)M課長(当時)S主任(当時)K主任 M 経企 Y(当時)
 
 
 
所長会議(内部告発後に急遽召集された)
日時 2020/7/16(木)15時~ 本社
出席者 島﨑社長 小池取締役 藤井取締役 Y管理部長 佐藤豊後大野所長 M日田所長 S白河所長 須藤エフバイオス執行役員
 
~4:00 ことの経緯の説明
 
3:40 島﨑「島﨑だけではなく小池、藤井もがんばれと言っている」 訂正としては、藤井取締役は言っていません。
 
4:45  島﨑「そんな指示をしたことは一度もない」→ 【壬生発電所予算会議の録音参照】 「ネタでは言う」と言い逃れをしていますが、予算会議の社長の指示は、内部告発者が不正操作を否定したにもかかわらず、「サルでもできる」と畳みかけて命令しています。残念ながらこのことは、会社の日常風景です。サルでもできる、言い換えれば、できないお前はサル以下だ、という最大限の脅しと侮辱でもあることに気づくかと思います。こんなことが常態化していることを知っていただきたいのです。
 
6:00    なぜ内部告発者がこのような告発に至ったか、でっちあげの理由を自ら言わずに、佐藤元所長、M所長らに言わせる。これはあえてひとに発言させることで、場のメンバーに同罪意識を持たせる心理テクニックです。こういうテクニックを聞くにつけ、島﨑社長は、本当に口先技術でのし上がってきたことがわかります。だいたいのひとはこの詐術に勝てません。
 
8:00  M所長の発言から、バイオマス比率に対するエフオングループのコンプライアンス意識の低さが見て取れます。M「今言うか、何年これでFITやってるんだよ」ここで、芝居ががってふたりに電話があったかを社長が聞いていますが、M所長と佐藤元所長に内部告発者から連絡があったことは、この会議前に二人から社長へ報告済みです。ふたりも調子を合わせて対応しています。
 
10:50   島﨑「異動することが不都合だった」背景を創作し述べています。示された証拠は何もないにも関わらず、いままでの誘導から場のメンバーをそのように思い込ませています
 
11:20   内部告発者が藤井取締役に電話したことを、匿名性を解除した理由にしていますが、この場で多くの幹部に内部告発者の実名を暴露していることも含め、【かなり重大なルール違反】が当たり前のように行われています。
 
11:50 よくわからない論理構築をしていますが、すべて島﨑社長の勝手な解釈と、それに同意する者の発言が、場にいるメンバーを洗脳していきます。
 
12:20 再び気の弱い佐藤元所長に告発理由を言うよう促します。この辺りは本当に島﨑社長の下劣な人間性が表れています。
 
12:34   この「しかたがなく同意する」意味での気持ち悪い笑い声を、社長が入った会議で何百回と聞いたことか。私はその度に自分の心が削られていきました。その笑いは自発的な笑いではありません。その場を支配する者が強制した、ひとを服従させる笑いです。
 
13:25 島﨑「急に正義に目覚めたりしないんだよ」ポロっと不正に対する後ろめたさが発言に現れています。
 
13;43    2,3年たってから告発していることのおかしさを述べていますが、それだけの間、役職者に対する踏み絵を強要して、人間性を奪ってきたことに、まったく反省の色はありません。この踏み絵を繰り返し、それに答えたものを重用するのは島﨑社長の常とう手段です。
 
14:50  わからないといいながら、それ、相手があること、との言い回しで、内部告発者に横領の疑惑があるというイメージを作り出しています。ほんとうにいやらしい言い回しです。また、「治外法権というのもイメージ操作です。なぜここで燃料のトップである金田取締役の管理責任には一切触れられないのでしょう。同じように治外法権があるとすれば、金田取締役や長澤取締役のことをいうのではないかと思いますが、この件は今回とはまた話が違うので割愛します。
 
16:12  島﨑「口に出しては言えない証拠はあるよ」といった直後に「状況証拠」と言い直し、「あからさまに検討がついている」とたたみかけます。その証拠はどこのあるのでしょうか?ここまでのことを言いきって、内部告発者に対してイメージ操作をする理由は?
 
16:53  島﨑「壬生のぶんだけ高い」これも詭弁です。当たり前の話ですが、集荷がタイトになっている中で価格は上がっています。高いということに対してだけで疑いをかけるなら、日田こそ白河に対して燃料費が恒常的に高いことから、金田取締役を疑う理由になります。添付の取締役会資料を参照してください。内部告発者が集荷を担当する「白河」「壬生」と金田取締役が集荷を担当する「日田」「豊後」でどれだけ収益差があるかを見れば、横領できる余地がないことは一目瞭然です。仮にこれで横領できていたとするならば、内部告発者は大天才ということになります。それを島﨑社長はもちろん知っていますし、同席している取締役たちも知っているのです。何でしょうか、この恐ろしい風景は。そして、預金残高にキックバックが積まれていると、内部告発者に対する侮辱を重ねます。この後、滔々と自らの偶然否定説を披露し続けます。
 
19:00  島﨑「やたらと飲食代がかかっている」燃料集荷は金田取締役もそうですが、飲みの場で話をつなぐ文化の強い業種です。金田取締役のように自己資金で飲み代を支払えない内部告発者は、その分の接待費について正式な社内ルートで承認を得ていました。それをこのようにすり替えるのならば、限りなくグレーとして問題視されたことで有名な、クラブの女性を会社に呼んで相談にのってあげていた島﨑社長と長澤取締役による銀座クラブ通い代金はどうなのでしょうか?こんなことが日常茶飯事の会社に勤めている本社社員の気持ちって。。。
 
19:30  K木材の件も、調査の結果はどうだったのでしょうか?当たり前ですが、社長のでっちあげでした。
 
20:00  内部告発者がM所長や佐藤所長に問い合わせた理由は、ふたりの良心を問うためだったのですが、自らの不正が露見する怖さだと思っている、島﨑社長は本当にかわいそうというかお目出たいひとです。
 
22:00  島﨑社長とM所長の下種な金勘定話が続きます。そして、億単位のキックバックの話を印象づけていきます。億単位の横領の証拠はいったいどうしたのでしょうか?内部告発者は稀代の商才に恵まれていたのでしょうか?こういうことをどんどん思いつくということは、自らもそれを考えていることの裏返しであり、島﨑社長とその取り巻きは、それを実行できる立場の人間でもあります。
 
22:57  島﨑社長「燃えているのは正義ではなくお前のケツだ」と、うまいことを言っています。座布団10枚!本当に品性を疑う発言です。
 
31:15「九州の人たちは、今言ったことは、死んでも親にも言うんじゃねえぞ」強く口止めする理由は、この島﨑劇場がすべて創作の上に作られていることの裏返しであり、自ら指示した不正からの保身の気持ちが表れています。そして、なぜこの場に燃料の責任者である金田取締役が参加していないのかが不思議です。エフオングループのいびつな組織構造と体制を物語っています。
 
31:45  8:00のM所長に続き、小池取締役の発言、島﨑社長の畳みかけが、弊社のコンプライアンス意識の低さを象徴しています。他社では、監査法人からの指導で、一番条件の悪いサンプルを出すように言われ、コンプライアンスをきちんと守っている発電所もありながら、一部上場企業がこの有様です。ほんとうに情けないことです。この不正問題の根底には、社内を覆っているこの空気感があり、この空気感を作り出しているのが、島﨑社長と取り巻きの役員だと言わざるを得ません。

燃料サンプル不正操作の統計的裏付け

 エフオンは監査役会と外部弁護士による調査委員会の調査結果で、内部告発者が指摘したような燃料サンプルによる不正はなかったと結論づけました。しかしこの調査委員会による調査は以下の点において出来レースだったと、私たちは指摘します。

 

① ヒアリング調査時の社員の安全が担保されていない

 

 指示を受けて不正をしていた社員が自らやっていました、と認めるには中立な第三者委員会による身分の保証がない限りあり得ません。地方の発電所の限られた人間関係や、再就職するにせよそのような発言をした人間の評判は同業種に転職する際に伝わってしまうことを恐れます。そのようなリスクを負いながら、真実を発言するには、よほど強い人間か、身の安全を保障された状況を用意するか、そのどちらかが必要です。事実、社員同士の間で不正の事実を語っていた社員も、調査では不正の事実を認めるには至っていません。また、ヒアリング時に情報の秘匿を約束しながら、ヒアリング対象者の発言内容が島﨑社長及び取締役に漏洩している点も散見されています、2020年7月16日の所長会議の内容がよく物語っていますが、エフオングループは、島﨑社長の強い管理下の元、取締役及び幹部社員はYESマンで固められており、社員の身の安全は全く図られていない状況です。内部通報制度が全く形骸化していることがその事実をよく表してます。

 

② ヒアリング調査が行われるべき対象社員に行われていない

 

 ヒアリングの必要性を言われていたにもかかわらず、調査委員会はバイオマス比率の取りまとめを行っている部署の社員に対するヒアリングを行っていませんでした。この点は、意図的に行われなかった疑いがあります。

 

③ 統計的知識を持ったメンバーがいない

 

 監査役会のメンバー及び外部弁護士の中に、統計的知識を持ち合わせてる人間はいません。それどころか、当初バイオマス比率の仕組みすら理解していなかった状況だと理解しています。事実、内部告発者へのヒアリング時には、バイオマス比率サンプル用水分率データや発電所受け入れ時生トン水分率データについての質問は何もありませんでした。それらのデータを本当に確認し、統計的検定を行っていたかといえば、調査委員会のメンバーにそのような能力を持った者はいなかったと推測します。なぜならば、統計的解析を行っていれば、不正がないとは言えない結果が得られているからです。

 

 ここでは、③の燃料サンプル偽装についての統計的裏付けについて、有意差検定の結果を示したいと思います。以下、統計的知識があることを前提としているため、基本的な統計知識の説明を省略している点、ご容赦ください。調査を行うには、どのようなことを行う必要があるのか統計的には不正を支持する結果が出ていることをここでは示したいと思います。

 

 

(統計解析の対象)

A群:受入れ時トラック全量サンプルの月平均含水率

B群:外部検査機関に提出した燃料サンプルの月平均含水率

 

(統計解析データの採取期間)

白河発電所A群B群データ採取期間:2016/7〜2020/6

日田発電所A群B群データ採取期間:2019/6〜2020/5

 

(疑義概要) 

 A群は納入トラックごとにサンプルを採取しており含水率を操作するのは運用上困難である。一方、B群は代表的な納入元(前月の納入量順に上位3社まで)のサンプルを等量ずつ混合し、1つのサンプルとする。(サンプルは納入トラックから採取している。)燃料材の由来区分(未利用材区分、一般木質バイオマス区分、リサイクル木材区分の3区分)ごとに1検体150gを採取し、調査機関に提出することとなる。

 

 今回、このB群の「未利用材区分」、「リサイクル木材区分」のサンプルについて、提出前に含水率を操作したのではないかという疑義が発生した。

 

(統計解析結果概要)

 2群の「未利用材区分」、「リサイクル木材区分」について有意差検定を実施したところ、有意差が確認された。また、相対頻度分布を確認したところ、B群はA群と比べ、未利用材区分の含水率が顕著に低く、リサイクル木材廃棄物区分については含水率が顕著に高いことが確認された。

 

(結果の考察)

 A群とB群はサンプルの抽出数、抽出方法に差はあるものの、操作をしない限りは含水率に大きな差が生じることは想定しにくく、本来、有意差は生じないものと想定される。しかし、今回、有意差が確認されたことは含水率が操作されたという疑義を支持する結果となった。

 

 前述のとおり、A群とB群のサンプルの抽出数には差がある。疑義に対する反論として、このサンプルの抽出数によるものが想定される。

 

 前述のとおり、A群のサンプル抽出数は全ての納入トラックから採取されたものの平均値であり、B群のサンプル抽出数は月に1度、各区分のサンプルを採取したものである。想定される反論として、両群の差はサンプル抽出数の差から生じる値の誤差によるものであるといったものが挙げられる。

 

 この反論について妥当性を検討したい。抽出数の差による反論であるが、有意差検定はサンプル数や平均値、分散などの統計量を考慮した上で、偶然的に両者の差が発生する確率を確認し、判定するものである。今回、実施した全ての検定により有意差が確認された以上、サンプル数の差による反論は妥当性に欠けると考えられる。

 

 

(結論)

 どのような内部調査をエフオンが行ったかは公表されておらず、また、その根拠や具体的な反論も示されていない。しかし、今回、データに基づいた統計的解析では、不正の事実がなかったと主張することは困難であること示す結果となった。

 

 疑義が生じている以上、不正がなかったと主張するのであれば、可能な範囲で内部調査を明らかにするとともに、明確な根拠や具体的な反論を示すことが必要だろう。

 

【参考】

 有意差とは、A群とB群の間に違いがないと仮定したとき(帰無仮説)に、その仮説が成り立つ確率はどれくらいか(p値)を示し、A群、B群の数値が同じ母集団から抽出されたものではないということを意味する統計学上の概念である。

 

 解析に用いたデータは次のとおりである。2016/7〜2020/6白河発電所のA群、B群の含水率データと2019/6〜2020/5日田発電所のA群、B群の含水率データ。解析の手法としてはまず、F検定を行い等分散性がないことを確認。検定の手法は①Welchのt検定 ②対応のあるt検定 ③ウィルコクソンの符号順位検定 ④ウィルコクソンの順位和検定の4種類である。①と②はパラメトリック検定であり、③と④ノンパラメトリック検定となる。

 

 以上の4種すべての検定で、いずれもp値が0.05を大きく下回る結果となった。

検定ごとのp値は次のとおりである。

 

1‐1 白河発電所未利用材チップ

①P-value=2.909e-11(2.909×10の-11乗)

②P-value=5.473e-12(5.473×10の-12乗)

③P-value=1.198e-10(1.198×10の-10乗)

④P-value=7.269e-12(7.269×10の-12乗)

 

1‐2 白河発電所リサイクル材チップ

①P-value=8.013e-10(8.013×10の-10乗)

②P-value=6.206e-10(6.206×10の-10乗)

③P-value=6.889e-11(6.889×10の-11乗)

④P-value=7.487e-11(7.487×10の-11乗)

 

2‐1 日田発電所未利用材チップ

①P-value=2.619e-05(2.619×10の-5乗)

②P-value=0.000132

③P-value=0.0004883

④P-value=2.219e-05(2.219×10の-5乗)

 

2‐2 日田発電所リサイクル材チップ

①P-value=0.0001715

②P-value=0.0001705

③P-value=0.0004883

④P-value=4.955e-05(4.955×10の-5乗)

 

 この統計的解析結果をわかりやすく例えて言うならば、A群とB群のサンプルが同じチップの母集団から抽出されている確率は、毎回年末ジャンボ宝くじが当たるくらい低いといえる。よってA群は不正操作が行われていないサンプルを元にしており、B群が不正操作を行っていたサンプルを元にしていることを踏まえると、不正な含水率操作を行っていたことを裏付ける統計的解析結果といえる。

 

また、白河発電所と日田発電所の相対頻度分布は以下のとおりである。

(リンク先資料1頁から5頁のヒストグラム参照)

 

https://xgf.nu/wJgc

 

 

本社の日常の一コマ

 
先日、島﨑社長の不正指示について、会社からの正式な回答はないどころか
怪文書」の取り締まり強化のため、セキュリティーレベルを見直す旨の通知が
管理部よりアナウンスされました。
情報管理は会社にとって非常に重要なことだと思いますので、
見直しされたのは非常に良かったと思います。
何もやましいことがなければ、漏れて困るような情報はないので、
このタイミングで、管理を強化するような通知をしなければいけないということ自体
怪文書」をきっかけとした隠さなければならない情報が
きっとあるのだと受け取った方も多いかと思います。
 
さて、情報漏洩が話題となっているエフオングループではありますが
この不正の件とはまた別の情報提供を複数の方から頂きましたので
皆様にこの会社の現状を知っていただくためにも、その中のひとつを
共有させてもらいたいと思います。
 
今から3年ほど前、コロナが流行する前のお話です。
島﨑社長が半年以上にわたって熱を上げていた銀座高級クラブのホステスの方が
いらっしゃいました。
 
彼女の名前は【ゆいさん】と言います。
その時期、島﨑社長は多いときに月10回程度そのクラブに通われていました。
一回の支払金額は大体10万円から20万円程度。
銀座の高級クラブとしては一般的なお値段です。
もちろんそのお支払いは島﨑社長個人で、、と言いたいところですが、
会社の接待交際費として個人経費精算を行っています。
もちろん仕事での接待で、、、と言いたいところですが、
接待のためと虚偽の申請をして
足繁く、【ゆいさん】のところへ通われていました。
 
接待相手は日本テクノMHPSとしていることが多かったですね。
なぜ接待の実体がないかといえば、
通常アポを取るには社長自らおこなうことはめったになく
担当部署や秘書を介して行いますが、
【ゆいさん】のお店に行く際には、そのようなアポはとっていないこと、
また仮にアポを取っていたとすれば、担当者が立替支払いをして、
あとで稟議を回覧しますが、
島﨑社長自らすべて個人経費申請していること、
いくら何でも月に10回、多いときは週に3回もの接待など不自然極まりないこと、
が挙げられます。
 
島﨑社長は自分の経費精算に関しては、頑なに部下にやらせないことで有名です。
島﨑社長は、自分が恋した【ゆいさん】に会うために、
少なく見積もって数百万円の違法な接待費を流用しています。
この件について、ぜひ関係部署の方は調査を行ってみてください。
 
ある日、【ゆいさん】が会社に直接訪ねてきたことがありました。
【ゆいさん】は新しく自分のお店をオープンしたいと考えており、
島﨑社長にお金を工面してもらえないかと相談に来たのです。
社長室に招き入れ相談を受けた島﨑社長は、その相談があったことを喜んで、
頑張って協力する旨を【ゆいさん】に伝えました。
 
【ゆいさん】が帰った後、社長は長澤取締役に相談を持ち掛けます。
 
島﨑「お前、どこかから金を引っ張れないか」
長澤「さすがに会社の金はまずいので、俺がなんとか(建設費のプール資金から)工面
   します」
 
島﨑社長に依頼された長澤取締役曰く
 
長澤「銀座で店を出すということは、ヤクザの世界だから名古屋のオヤジに頭を下げて  
   話をつけた。土下座もして、俺も社長のために色々大変なんだよ」
 
とその苦労を教えてくれました。
長澤取締役は、親族にヤクザがいる関係で、
ヤクザ方面にもっぱら強いと評判の取締役です。
あれ?親族にヤクザがいる場合、上場企業の取締役になれたんだっけ?
もし、そんな事実はないなら、
なんで長澤取締役は親族にヤクザがいるとみんなに吹聴しているんだろう?
虚言癖が激しいと評判のひとだから、これも虚言かな?
ちなみに長澤取締役は、過去の自分の武勇伝を好んで語ることから、
「武勇伝」「虚言癖の武勇伝」と社員から親しみを込めて呼ばれています。
 
話はそれますが、長澤取締役が臓器移植手術で入院していた際に、
島﨑社長が入院先の病院にお見舞いに行くと、
「そんな方は入院していません」と病院で言われたことはとても有名な話です。
島﨑社長が「あいつ入院してなかったんだよなあ」と言っていましたが、
そんな虚言が激しいひとだということをわかっていながら、
取締役にしている島﨑社長はなんて心が広いのでしょう。
 
きっと良く似たふたりが、
この会社のすばらしい文化を創ってくださっているんですね!
なので、この【ゆいさん】の話も、長澤取締役お得意の虚言癖だったらごめんなさい。
ちなみに長澤取締役は癌でもないし、透析も受けていないし、
移植手術も受けていないことは
みーんな知っています。みーんな知っていても長澤取締役は平気なんです。
なぜなら、ずっとそうやって生きてきたから。。。
さすが、上場企業の取締役になる方は、一味違いますね。
 
癌や移植手術といったとても高額な医療費がかかる場合は、
高額療養費の申請手続きを行うのですが、この申請は必ず会社経由で行います。
しかし、長澤取締役は一切会社に申請をあげていません。
この点も、ぜひ調べていただければ、すぐにわかることかと思います。
このような、虚言癖の激しい取締役からの情報提供となりますが、
【ゆいさん】接待費不正流用は事実だとお伝えしておきます。
 
 
そして、【ゆいさん】への開店資金の援助はその後どうなったのか。
長澤取締役曰く
 
長澤「俺が頭を下げて、いろいろと話はついたんだけど、ゆいさんに違うタニマチが見  
   つかり、社長が援助するタイミングを逃したんだよね。」
 
とのこと。島﨑社長はパパになり損ねたというオチの話でした。残念!
 
 
最後に少しまじめな話を。以下の記事をぜひご覧下さい。
 

 

 
記事の中にある「集団浅慮を防ぐ9つの防止策」を
お読みいただければと思います。
エフオングループはこの9つの防止策が一つも存在しません。
むしろ、この防止策を機能させないための情報の分断や、批判者の降格人事などが
積極的に行われています。
すなわち、良心的な人ほど会社を去り、島﨑社長に無批判な人ほど重用されるのは、
皆さんご存じのとおりです。
そして、その無批判な人が会社の上層部を固めているため、
我々はこのようなことを行わなければならなかったのです。
 
 
今週金曜日に取締役会が開催されます。
きっとその一週間以内に、不正問題について、
取締役から何らかの見解が示されると思われますので、

その見解をまずは待ちたいと思っています。

番組放送後、正式なコメントを出さないエフオン上層部の不誠実な対応について

 
 
6月22日のクローズアップ現代+で、エフオングループの不正問題が放送されました。しかし、その後、島﨑社長の口から、この件についての公式なメッセージは未だひとつも発表されていません。
 
これは正常な会社ではありえないことです。
 
この異常な事態に、再度社員の皆様には、この会社の現状を考えていただきたいと思いご連絡を差し上げました。
 
6月21日にNHKの取材があり、島﨑社長は直接取材を受けることはせず、他の役員や社員に対応をさせて、取材から逃げました。その時点で放映日を知らなかった島﨑社長は、6月22日に大分出張をしています。いったい何のために、取材が予定されていた翌日に急遽大分出張を入れたのでしょう??そして、6月22日の放映後、大分に居たにもかかわらず、日田や豊後大野の発電所に立ち寄ることをせず、帰京しています。なぜその場ですぐに、そのような事実はないとの声明を出さなかったのでしょうか??
 
とにかく、年収5千万円オーバーの経営トップが逃げていることは確実です。
 
「なぜ役員が高い給料をもらっているか知っているか?それは一年ごと任命され、いざというときには責任を取らなければいけないからだ」(ともただ語録)
 
なぜ逃げる必要があるのでしょう?疚しいことがなければ堂々と発言すればよいのです。2週間たってやっと、発電所に島﨑社長がことの説明に巡回するのかもしれませんが、この間逃げ続けている事実は、皆様もすでに認識されていると思います。
 
① 不正の事実がないならなぜすぐ否定のコメントを出さないのか?
② なぜ全社員に向けて一斉にコメントを出さないのか?
③ なぜ何のコメントもなく2週間もの時間を費やしているのか?
 
上記について、逃げている島﨑社長だけではなく、他の役員が何も進言できない異常さ。この会社のガバナンスは、崩壊しているとしか言いようがありません。役員の皆さんも立場的には言えませんし、言ってはいけませんが、「島﨑社長のせいでこんなことに・・・」というのが本音なのです。だから、ひととしてはあまり他の役員を責めないであげてください。私たちと同じように、役員もひとりでは弱いのです。
 
エフオングループの大部分の売り上げは、一般の方々の電気料金に広く支えられています。会社の利益を公共の利益より優先することは、社会的に許されないことです。少しでも疑わしき点があれば、自ら厳しく身を正す、これが我々FITの認可を受けている業者の、そして、一部上場企業としての信頼を受けている会社のあるべき当たり前の姿です。そして、この信頼は今からでも充分取り戻せることなのです。ここをどうか見失わないでください。
 
会社はNHKの取材に対して
 
「情報提供者本人による加工は積極的には否定できないが、具体的な供述を得られず、事実を認めるには至らなかった」
 
「社内で不正はないと判断し、経営陣による指示もなかった」
 
と回答しています。
 
「情報提供者は不正をしていたかもしれないが、不正はないと判断した」実に論理破綻した回答です。
 
情報提供者に不正の疑いがあるのならば、会社としての処分が本人及びその監督責任者になければいけません。他の件においては、会社からそのような処分が今までもなされています。しかし、今回の不正に関しては、内部告発者本人もその監督責任者も処分をされていません。
 
また、「情報提供者本人による加工は積極的には否定できない」とするならば、不正に手を染めた情報提供者の動機は何なのでしょう?一社員の彼が不正に手を染めることで、いったい何のメリットがあるのでしょう?
 
東芝の不正で、経営トップが現場に圧力を加えていたことを引き合いに出すまでもなく、そこに経営陣からの圧力があったと考えるのが、常識ある人間が考えることです。「李下に冠を正さず」という故事を、残念ながら役員も監査役も知らなかったようです。この歪んだ構造に対して、公共の利益と一部上場企業の責任を掲げ、厳しく自ら律するコーポレートガバナンスを機能させることが、いま社会的にエフオングループに求められています。しかし、会社法でその独立性を保証されている監査役までも、公共の利益より会社の利益を優先させている疑いが生じています。これは非常に忌忌しきことです。
 
要するに翻訳すると、みんな前から知ってはいるのだけど、疑わしき部分が色々あり表に出すと大変なことになるし、責任も取らなければいけなくなるので、表に出さずに処理をしようと取締役会全体で決めたことが、表に出てしまって、思考停止状態になってしまっている、情けない状況なのです。数千万円の給料(中には1千万円台の人もいますが)や、1か月に1回2時間座って×12か月で数百万円もらえれば、そう考えるのも致し方がないのかな。皆さんはどう思いますか?ほんとによ、なぜ安い給料で使われてる社員がクビを覚悟で告発したり、罪悪感で眠れぬ夜を過ごしたりしなきゃならねえんだよ。告発側がクビになるのは、肚決めてるから構わねえけど、ぜってえ、現場の人間のトカゲのしっぽ切りだけは許さねえからな。
 
これからエネ庁による査察が始まるでしょう。国会議員もエネ庁の査察に対して目を光らせています。しかし島﨑社長は「俺は指示などしていない」の一点張りです。実際に不正操作の作業をさせられた社員の皆様は、本当につらい気持ちで過ごされていると思います。会社のトップは逃げの一手です。眠れない夜を過ごされている皆様の目を直接見て、ぜひ島﨑社長には「俺はそんな指示をしていない」と説明責任を果たしてもらいたいと存じます。
 
他の発電所の成績と比較され、不正を表に裏に迫られた幹部社員の皆様。この状況下でも島﨑社長を守るため、身を捧げるのならば止めはしません。いったい誰のせいで、誰の手柄のためにこんなことを強要されてしまったのか。そして、ご自身も経験されてきた個々の良心を否定されるような悪しき伝統をこの先も繰り返していいのか。ほかの社員のことや公共の利益を考えた上で、ご判断いただければと思っています。
先日、三菱電機の社長は、35年間の不正の責任をとって辞任しました。もちろん彼は35年前は社長ではなかった。エフオングループは、不正の期間は35年に比べれば短いですが、島﨑社長はその間ずっと社長で居続けています。35年隠しても不正は明るみに出るのです。
 
中にはこの内部告発を「何てことをしてくれたんだ」と思われた方もいるかもしれません。そのお気持ちを否定するほど、私たちは強くも正しくもありません。しかし、自分がどういう社会の一員でありたいのか、どういう社会に参加をしたいのか、私たちはこのような事実を前に、知らぬふりをこれ以上続けるような社会にはしたくない。これ以上踏み絵を踏まされ、ひとのこころを奪って支配される仲間を見たくはない。そう強く思っています。
 
 
 

クローズアップ現代+でエフオンの不正が取り上げられます

6/22(火)22時からのクローズアップ現代+で、エフバイオスが取り上げられます。皆様にもぜひご覧いただきたい内容となっています。

https://www.nhk.or.jp/gendai/

 

詳しい内容については、ぜひご覧ください。

 

このような事になってしまったことを、大変残念に思っております。

昨年重大な内部告発がなされ、その告発の内容を、矢田監査役を中心とした調査チームが調査しました。その結果を受け、放送される告発内容について監査役会は「そのような事実はない」と結論付けました。手順を踏んで、社内の正常なガバナンスを期待した我々がバカでした。元担当課長自らが不正があると告発した内容自体を否定する、有り得ない回答に失望と憤りを感じえず、このような外部への告発になってしまったこと、この件に関係のない、日々の業務に頑張っておられる皆様には心からお詫びいたします。

 

内部告発があったことが社長の耳に伝わると、島﨑社長は、急遽所長会議を招集し、自ら指示した不正の事実から目を逸らさせるかのように、内部告発者に対し「不正な横領をしている」と、事実無根の濡れ衣を着せ、彼の名誉と尊厳を踏みにじる暴挙を行いました。これは決して許されることではありません。島﨑社長のこの行いは、人としてとてもさもしいことです。

 

所長会議の場では、「内部告発者が横領している」という嘘のストーリーを、島﨑社長は巧みに吹聴し、その場にいた役員、所長、部長に信じ込ませ、自ら指示した不正の事実から目をそらさせるような卑劣な誘導を行いました。また、その不正について真実を知っているメンバーも、そんな不正は大したことではない、自分には関係ない、という空気感に囚われ、ことの重大さを認識するには至りませんでした。

 

この内部告発の内容にも深く関わり、常に社長を支えて共有している長澤取締役が社長の相談相手となりこのありもしない横領の調査を小池取締役が中心的に行いました。そして、この異常な状況を知りながら、おかしいと声を上げる役員が誰ひとりいないという、気持ちの悪い状況が今日まで続いています。

 

所長会議の数日後には内部告発者の異動が発令され、横領調査も実際には行われましたが、全くそのような事実は出てくることはありませんでした。しかし、内部告発者に横領の疑いがないことは、それを吹聴した先の人々に周知されることもなく、未だに彼は横領野郎のレッテルを張られたままです。真実を告発したひとりの人間に対して、社長とそれに無批判な取り巻きによって、なぜここまでのことが行われるのでしょうか?こんなことが許されていいのでしょうか?絶対に許されてよいわけがありません。

 

横領の事実がないとわかると、その口の根も乾かぬうちに、島﨑社長は内部告発者を呼び出し、「何か困っていることはないか?」と複数回水を向け、懐柔を図ろうともしています。もちろん彼がそれに応じることはありませんでした。

 

会社の不正を指摘した社員が非常に厳しい状況に置かれ、不正を指示した島﨑社長とそれを積極的に支持する役員の責任は何も問われないままの今日に至ります。社外の取締役、監査役の皆様も、もちろん6/18の取締役会で今日の放送のことは報告されていると思いますが、このようなことから、一部上場企業のガバナンスは、全く機能してないと言わざるを得ません。

 

以上の内容が、この問題のジャッジを外部に委ねざるを得ないという考えに至った経緯となります。

 

 

所長、部長の皆さん 担当部署の皆さん

 

コロナ下において全社員に外食禁止令が出される中、深夜まで社長に飲み食いさせてもらったり、子どもの教育費や生活を考えるとほんとうのことを言えない気持ちは、同じサラリーマンとしてとてもよくわかります。また、巧みな社長のレッテル張りを信じて、逐一注進してしまう気持ちもわからなくはありません。もちろん、多くの所長、部長はそこまで積極的ではなく、やむを得ずだんまりを決めている、その気持ちも理解しています。

 

残念ながら、ことは外部の目に晒される状況となりました。どうか、この状況においても、会社や社長を守るのか、良心に従って事実を述べる選択をするのか、よくよくお考えいただきたいと思うのです。真実を述べた同じ仲間が不当な状況に置かれています。真実はひとつです。この会社のお粗末なガバナンスを憂いている仲間は、社内にもOBにもいます。その真摯な思いの結晶が22日の放送内容だと思って、ご覧いただければと思います。

 

特に何もわからぬまま指示を受け、実際に不正作業の加担をさせられた社員の皆さん。あなた方がこの放送を見て罪の意識持つ必要は全くありません。あなた方はただ何もわからぬまま、島﨑社長の業績アップの手柄のための駒として使われてしまっただけです。社長は自ら手を汚すことなく、あなたの上司に指示するだけで、未だこの不正を認めることなく、知らぬ存ぜぬで切り抜けようとしています。

 

また、あなた方の上司をどうか責めないでください。あなた方の上司も口をつぐんでいますが、それは自らの保身からではなく、部下を守るためです。島﨑社長からの指示を立場上断りきれない苦しい立場にありました。皆さんに作業を命じたあなたの上司は、とても部下思いの誠実な人です。

 

このまま不正の真実を知りながら、ずっと口をつぐんでこの先も働き続けるのか、このような苦しみを社員に与えながら平気でいる島﨑社長とその取り巻きの責任を問うことで、堂々と誇りを持った職場を取り戻すのか、どちらが部下のためになるのか、ぜひ考えて頂きたいのです。

 

そして、社員の皆さんは、これから役員がどのような対応をするのか、よくよく見ていてください。あの手この手による人事圧力や懐柔があると思います。まさにその業務を担当せざるを得ない社員の方もいらっしゃると思います。どうか、自らの良心に従い、業務にあたって頂けることを切に願います。もう少しだけ、ひとりひとりが良心に従った生き方をすることができていれば、ここまでのことにはなりませんでした。私たちはその反省を踏まえ、ひとの良心を否定し奪うような上層部からの圧力に対しては、会社のことを思えばこそ、たったひとりでも行動を起こさなければいけないと強く思っています。そして、そういう思いのなかで最大限のことをしようとしている社員が複数人いることもお伝えしておきます。

 

最後に、年齢の若い社員の皆さん、このような大人ばかりの会社で申し訳ありません。これから膿をさらけ出すことで、正常な状態になるのか、それでも無かったことにされるのかはわかりません。しかし、おかしいことをおかしいと云う大人が少数でもいることは信じてもらえればと思っています。

 

良心のある役員の方がいらっしゃるのなら、どうか、普通に仕事に取り組める、普通の会社に、エフオングループを導いてください。私たちは普通に仕事がしたいだけです。誇りをもって後ろめたいことなく仕事に取り組みたいだけなのです